研究テーマ(最近取り組んでいること)
●今までの軌跡

 1973年生まれ。岡山出身。京都の花園大学にて社会福祉を学ぶ。学生時代は、山科での子育て支援団体(後にNPO法人山科醍醐こどものひろば)でユースリーダーとして活動。
 大学卒業後にスクールカウンセラーを目指し、地元の川崎医療福祉大学で臨床心理を学ぶが、自分の目指す方向が「心理系」でないと考え、花園大学大学院社会福祉学研究科に進学。児童養護施設で児童指導員をしながら、大学院で学ぶ。「児童養護施設で働く職員のメンタルヘルス」について研究。
 大学院修了後、花園大学実習指導室教員を経て、滋賀文化短期大学人間福祉学科の教員として保育士養成校教員として活動。大学教員をしながら学校臨床活動として、こころの相談員、スクールカウンセラーと中学校での相談員活動を続け、2007年度よりスクールソーシャルワーカーとして活動。
 2008年度より短大教員を辞め、スクールソーシャルワーカーに専念。2010年にNPO法人山科醍醐こどものひろばの理事長として「こども生活支援センター」を立ち上げ、子どもの貧困対策事業を地域で行う。2012年に独立型社会福祉士事務所である幸重社会福祉士事務所をたちあげる。基本的にのほほんとやってます。

●スクールソーシャルワーク

 自分の一番やりたい実践活動であり学生時代より変わらず続けてきた研究です。やりっぱなしに終わらずに研究として自分の実践をまとめ、また実践を高めるために研究を深めていきたいと思っています。さらにこれからの領域だからこそ、育成に関わるスーパーヴィジョンも研究していきたいです。日本ではこれからの研究領域なので、作っていく楽しさもあるかも。

●メディアの中の福祉

 研究といいながら、もともと趣味から派生したテーマです。特にコミックの中での福祉や映画の中での福祉のあつかいや表現について考えています。ただこちらも記述によって整理する作業がほとんど出来ていません。 次から次へと出てくるコミックや映画を見ていくので精一杯ですが、そろそろ腰を据えて整理分析したいテーマです。

●子どもの貧困

 社会的養護やスクールソーシャルワーカーとして学校現場で福祉課題に関わる中で、子どもの貧困によって子どもたちが文化や体験活動が不足し、自己肯定感を下げていったり、将来に夢を描きにくいことが見えてきました。だからこそ地域や市民の力で予防的に人のつながりによって支えていく社会資源づくりをNPOや独立型社会福祉士事務所で実践しています。

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